新型コロナウイルスによる留学への影響は?各国の最新状況

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新型コロナウイルスによる留学への影響は?各国の最新状況

今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって、留学予定だった人も、これから留学を考えていた人も多大な影響を受けて、将来に大きな不安を抱えているのではないでしょうか。

渡航できるかどうかの見通しが全く立たない今、気になるのは留学先の各国の最新状況ですよね。

今回は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フィリピンの5カ国の留学先の最新状況や入国制限、留学が可能かどうかを紹介します。

※新型コロナウイルスの感染者数の情報はジョンスホプキンズ大学によるものです。
https://coronavirus.jhu.edu/map.html
(2020年8月5日現在)

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アメリカ留学への影響と最新情報

アメリカ留学
コロナ禍によるアメリカ留学の影響や最新情報。
入国制限や運航会社の状況など詳しく解説。

アメリカの現在の状況

感染者数:約47万人
死者数:約15万人

入国制限

アメリカは日本人を対象とした入国制限は行われていません。ただし、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)より、日本からアメリカに到着後、ホテルなどの宿泊施設や自宅などでの14日間の自主隔離が義務付けられています。

航空会社の運航・運休状況

日本航空、全日空共に減便や運休を行っています。アメリカン航空も同様に減便を行っています。

留学の可否

アメリカ移民・関税執行局(ICE)は2020年7月24日に『留学生に対する措置について』を発表しました。

3月9日付でアメリカの学校に入学しており、その後アメリカ国外でオンライン授業を受講していた学生は、学校がオンライン授業のみを実施している場合であってもアメリカに再入国することができます。

しかし、3月9日より後にF/Mステータスを得た新規学生は、秋学期に100%オンライン授業を実施するアメリカの学校に非移民学生として入学するために、アメリカに入国することはできない。としています。

ただし、アメリカ政府の留学に関する方針は二転三転を繰り返しているため、常に最新情報を確認する必要があります。

https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19.html
(在アメリカ合衆国日本国大使館HP)

詳しい状況はコチラ:新型コロナウイルスのアメリカ留学への影響は?アメリカ留学に関する最新情報

カナダ留学への影響と最新情報

カナダ

コロナ禍によるカナダ留学の影響や最新情報。
入国制限や運航会社の状況など詳しく解説。

カナダの現在の状況

感染者数:約12万人
死者数:約9千人

入国制限

カナダは、2020年3月18日よりカナダ国籍または永住権保有者をはじめ一部対象者を除く全ての外国人に対し、入国禁止の措置を取っています。

7月31日にはアメリカ以外の国からの入国制限を8月31日までに延長しました。(アメリカからの入国規制は8月21日まで)

この期限はあくまで暫定的なもので、世界の感染状況によって再延長の可能性もあります。

また、カナダ入国の際には自己隔離計画書(Self-Isolation Plan)の提出が義務付けられており、14日間の自主隔離をどこで行うか、隔離期間中の食糧調達の方法などを明確にする必要があります。

航空会社の運航・運休状況

日本航空、全日空共に減便での運航を行っています。

エア・カナダでは、カナダ政府による外国人入国制限により、成田空港で搭乗手続きの際にCBSA(Canada Border Services Agency)と連絡を取り、カナダへの渡航が必須かどうかの確認を行っています。そのため、入国できる就労ビザや学生ビザを所持していてもCBSAによって最終の渡航の可否が判断されます。

https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home/book/travel-news-and-updates/2020/nrt-boarding.html
(2020年6月15日発表)

留学の可否

カナダ政府は、2020年5月8日にワーキングホリデービザで入国する場合にはカナダの企業から事前のジョブオファー(内定)が必要であると発表しました。

留学生に関しては、3月18日以前に発給された学生ビザを保有している人の入国も認められています。(入国後の14日間の自主隔離は必須)

しかし、入国審査官によっては、入国の必要性があるかどうか細かく追及され、入国対象とみなされない場合もあり、認められているビザがあったとしても入国できなかったというケースも報告されています。

詳しい情報はこちら:新型コロナウイルスによるカナダ留学への影響は?カナダの最新状況

オーストラリア留学への影響と最新情報

オーストラリア

コロナ禍によるオーストラリア留学の影響や最新情報。
入国制限や運航会社の状況など詳しく解説。

オーストラリアの現在の状況

感染者数:約19,000人
死者数:約250人

入国制限

オーストラリアは、2020年3月20日から全ての渡航者に対して全面入国禁止を発表しました。

つまり、ワーキングホリデービザ、学生ビザ、観光ビザを所有している人を含め、いかなる条件であってもオーストラリアに入国できないということです。(オーストラリア人、永住権保持者とその家族は除く)

オーストラリア政府はまず国内の安全が確保されてから海外からの渡航者の入国許可を行うとしています。しかし、現段階では明確な時期は発表されていません。

航空会社の運航・運休状況

日本航空、全日空共に減便での運航、または運休を行っています。

また、オーストラリアの航空会社であるカンタス航空は少なくとも10月末までの国際線の運休を発表しています。ヴァージン・オーストラリア航空は9月6日までの予約ができなくなっています。また、同社は任意管理手続きによる経営再建中です。

留学の可否

オーストラリアの学生ビザやワーキングホリデービザを保持している人であっても、現時点ではオーストラリアに入国することはできません。外国人の入国が許可されておらず、運休している飛行機も多いことから、まずは入国制限が解除を待つことが先になります。

https://www.au.emb-japan.go.jp/files/100023087.pdf
(在オーストラリア日本国大使館 豪州における新型コロナウイルス対策概要)

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イギリス留学への影響と最新情報

ロンドン留学

コロナ禍によるイギリス留学の影響や最新情報。
入国制限や運航会社の状況など詳しく解説。

イギリスの現在の状況

感染者数:約30万人
死者数:約2,500人

入国制限

現段階でイギリスは特別な入国制限措置は行っていません。他の国で一般的に行われている14日間の自主隔離の必要も7月10日からなくなりました。(イングランドに渡航する場合のみ)ただし、入国する全ての人に対して連絡先フォーム(Passenger Locator Form)の提出が義務付けられています。

航空会社の運航・運休状況

日本航空、全日空共に減便での運航を行っています。
ブリティッシュ・エアウェイズでは、8月末まで羽田―ロンドン線を運休しています。

留学の可否

ヨーロッパの中でも感染者数の多いイギリスですが、現在は積極的に経済活動の再開を行っています。一部地域の小学校や中学校ではすでに学校が再開されており、語学学校でも留学生を受け入れるために感染防止対策を徹底していく予定です。イギリスの大学では、この秋から対面での授業を再開すると発表しており、通常通り学生の受け入れ準備を行っていると発表しています。

フィリピン留学への影響と最新情報

フィリピン

コロナ禍によるフィリピン留学の影響や最新情報。
入国制限や運航会社の状況など詳しく解説。

フィリピンの現在の状況

感染者数:約11万人
死者数:約2千人

入国制限

フィリピン政府は3月22日から日本を含むビザ免除対象国からの入国を禁止しており、ビザの新規発行も行っていません。

7月17日に8月1日から長期滞在ビザ(査証)を所持する外国人の入国を許可する旨を発表しました。

しかし、これには様々な条件が課せられており、さらに詳細が不明瞭な部分もあるため、フィリピン入国管理局、在京フィリピン大使館などに確認してください。現段階では、留学や観光を目的にフィリピンに渡航することはできません。

https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00167.html
(在フィリピン日本大使館HP)

航空会社の運航・運休状況

日本航空、全日空共に減便での運航を行っています。
フィリピン航空やセブパシフィック航空でも減便での運航が行われています。

留学の可否

現時点で新規で留学生が渡航することはできません。フィリピンのほとんどの語学学校が休校となっており、オンラインでレッスンを続けているところがある程度です。

フィリピンでは、新型コロナウイルスのワクチンが開発されるまで、公立の学校の対面式の授業を禁止にしています。語学学校の再開の見通しはますます立てられなくなっています。

留学先全てに共通して言えること

文部科学省は、7月21日に『留学を予定・考えていた日本人学生の皆さんへ』というタイトルで、留学の取り止めや延期をするように促しています。

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1405561_00004.htm
(参考URL)

この記事が発表されたのは今から約2週間前です。その時点での新型コロナウイルスによる全世界の死者数は約59万人でしたが、8月5日時点では約70万人になりました。

いかにこの感染症が深刻で、命に関わる重大なものであるかが分かります。

外務省は、現時点で今回紹介した5カ国を含む世界146カ国・地域に対して「感染症危険情報」をレベル3の「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」を出しています。

【まとめ】新型コロナウイルスによる各国の最新の留学状況

留学予定だった人、これから留学しようとしていた人にとって今の状況は動き出したくても身動きが取れないもどかしさと、言葉にできない落胆があることでしょう。

「今後どうしていけばいいのか分からない」そんな気持ちになるのも理解できます。

今はただ、また以前のように安心して海外へ出かけられる日が一日も早く戻ってくることを願うばかりです。

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