スペイン留学するための準備。期間や都市、学校選びからビザ申請まで詳しく解説

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ライター1【ライター名】トロキュウ
【プロフィール】大学在学中にマドリードとバルセロナに1年半語学留学を経験しました。留学したことで、スペイン語の向上はもちろん、スペイン人をはじめ様々な国籍の人と交流し、世界を広げることができました。卒業後は、海外と関わりながら、都内営業マンとして、日々奮闘しております。趣味は、英語の勉強と都内のグルメ巡り、マッサージ巡りです。

この記事を見ていただいている方は、スペイン留学に興味がある、現地でスペイン語を伸ばしてみたいなどと考えている方が多いと思います。

年々スペイン留学は、メジャーになりつつありますが、アメリカやイギリス、オーストラリアといった英語留学ほど定番ではないため、

  • そもそもスペイン留学をする方法が分からない
  • スペイン留学の始め方って何をすればいいの?
  • どんな都市や学校があるのか知りたいけど情報がない

など疑問や不安を持っている人もいると思います。

私自身、大学在学中に1年半ほどマドリードとバルセロナに語学留学を経験しました。

渡航前までは、”海外”や”留学”というワードからかけ離れた人生を歩んでいたため、なにをどうすればよいのか分からず、試行錯誤しながら情報を集め、留学の準備をしていました。自分で言うのもなんですが、当時の自分自身の状態でよく留学までこぎ着けたなと思っております。

さてこの記事では、スペイン留学に関心のある方に向けて、渡航前の準備やするべきことについて、私自信の経験を交えながら、ご紹介していきたいと思います。

それでは、みていきましょう!

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目的を明確にする!なぜスペイン留学をしたいのか?

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スペイン留学しよう!と決めたら、行動を起こす前に、先ずご自身で、なぜ留学をしたいのかを明確にしていくことが大切になります。留学中には、大変な時期や誘惑が多くありますが、目的を自分自身で理解し、さらに目標を持つことで、ビジョンを見失わずに留学の時間を有効活用できます。

おそらく多くの方の目的は、スペイン語の向上だと思いますし、私自身もそうでした。ただ、スペイン語の向上であるならば、「スペイン語力を向上させ、留学終了までにDELE(スペイン教育省公認のスペイン語検定)のB2を合格する」、「スペイン語力を伸ばし、将来はスペインで働く」など深堀をした目的の方が、あいまいにならずに進むことができます。

スペイン留学は楽しいです。私自身もとても楽しく、充実した海外生活を過ごしました。しかし、留学できる時間は貴重であり、費用もかかりますので、そう簡単に何度も何度もできません。それを無駄にしないためにも、目的を明確にし、目標に向かって突き進むことが大切になります。

留学期間を決める

ご自身の目的や目標がしっかりと明確になったら、実際にどれくらいの期間スペインに滞在するのかを決めていきます。この留学期間によって、ビザの有無やビザの種類が変わってきますのでしっかりと計画して決めることが重要です。

留学期間は、各個人の目標や時間的・経済的状況によって変わってきますので、答えはありません。ただ、もし時間と費用にある程度余裕があるのなら、最低半年間(可能であれば半年以上)は留学することをおすすめします。

スペイン留学とフィリピン留学の経験からですが、現地にいるだけでは話せるようになりません。地道に机の上で勉強して、スペイン人や他の留学生とスペイン語で話して、ようやく日常会話レベル、それ以上のレベルに上がっていきます。

また初めての留学だと、交友関係ができるまでや現地の生活に慣れるまでにどうしても時間がかかってしまい、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいます。

そのため、半年以上の長期滞在の方が落ち着いた生活を送れると思います。私の経験上、大学生の場合だと休学や大学の留学制度が使えますので、6ヶ月~1年間スペインに留学する人が多いです。

長期留学がよいと伝えたばかりですが、当然長い間滞在するのが難しい方もいらっしゃると思います。もちろん1ヶ月でも3ヶ月でも語学力は向上します。

留学期間は短いですが、その分渡航前に日本でオンライン会話をしたり、事前にインターネットでスペイン人の友人を見つけて交友関係を作ったりすることで、すぐに充実した留学生活を始めやすくなります。

さらに現地にいる時だけは、日本語をなるべく話さない意思を持ち、スペイン語のみの生活にすることで、短期間でもスペイン語力は格段にアップします。

実際に私が留学している間、1ヶ月だけ留学に来ている日本人大学生と知り合いましたが、授業以外でも常にスペイン語のみの環境に浸っていたため、1カ月間でもかなり上達していました。

留学都市を選ぶ

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留学期間が決まってきたら、スペインのどこに留学するのかを決めていきます。スペインにも多くの都市があり、それぞれ好みがありますので迷うと思います。

私の場合は単純で、大都会が好きなので、選択肢はマドリードとバルセロナのみでした。

一般的にスペイン留学として有名な留学都市は次の通りです。

マドリード、バルセロナ、バレンシア、セビージャ、グラナダ、マラガ、サラマンカ、ビルバオ、サンティアゴ・コンポステーラ

他にも多くの魅力的な都市はありますが、これらは留学地として有名です。
次に、それぞれの規模をみていきます。

大都市 : マドリード / バルセロナ

中規模都市 : バレンシア / セビージャ / マラガ

地方都市 : グラナダ / ビルバオ / サンティアゴ・コンポステーラ

学生都市 : サラマンカ

上記がそれぞれ都市の規模になりますが、どの都市にするかは好みや目的により変わってきます。

海のある街がいい、好きなサッカーチームがある街がいい、誘惑が少なく静かな街で勉強したいなどあると思いますので、インターネット上にあるスペイン留学体験談を見たり、スペイン留学経験者から生の声を聞いたり、または留学斡旋業者に相談して情報収集することも良いと思います。

学校選び

Spaintwon都市が決まりましたら、次は学校を決めていきます。スペイン留学をする上で、どの学校で勉強するかはとても大切になっていきます。

スペイン留学では、スペイン語を勉強する場所として、語学学校と大学付属コースの2パターンが選択肢としてあります。どちらもスペイン語を学ぶという点では同じですが、語学学校と大学付属コースでは特徴が違いますので、自身に合った方に決めるのが良いです。
それでは、下記にそれぞれの特徴を書き出していきます。

語学学校

・入学時期は決まっていなく、毎週月曜日に入学することができます。

・アットホームな環境でスタッフや講師との距離が近いです。

・日本人留学生の指導経験が豊富な講師も多いため、日本人の特徴を理解しています。

・語学学校によっては、日本人スタッフを常駐しているため、初心者でも安心です。

・1クラス10人未満で少数制です。

・他の留学生とのアクティブが盛んにあり、気軽に参加できます。

・授業料は大学付属コースよりも高い傾向です。

大学付属コース

・1カ月や3カ月コースが多く、入学時期も決まっています。

・大学にはスペイン人も通学しているため、交流することができます。

・図書館や食堂など大学の施設を使うことができます。

・大学によっては、経済や歴史などスペイン語以外の授業も取ることができます。

・日本で通っている大学の提携校であれば、単位換算もできます。※大学側が認めた場合

・授業料が語学学校に比べると安いです。

・留学生が多く、1クラス10以上になることがよくあります。

それぞれ語学学校と大学付属コースの特徴を書きました。一般的にはこのような特徴ですが、講師の質に関しては、当たり外れがあります。こればっかりは相性の問題もあり、合うか合わないは、個人によって分かれてしまいます。

しかしせっかく現地で勉強するわけですから、学校を決めるうえでその学校の情報を集め、調べることは大切です。今の時代だと日本人留学生も多く、日本語でも情報がたくさん出てきますので、インターネットでその学校の特徴を調べたりすることもできますし、経験者から話を聞いたり、留学斡旋業者に相談することもできます。

スペイン語にそこまで自信がない方でも語学学校ではなく大学で勉強したいという方もいると思います。その場合でしたら、最初の1カ月~2カ月は語学学校で学び、その後大学のコースにいって学ぶという選択もできます。

私も留学中は語学学校と大学付属コースどちらも経験しましたが、どちらも良し悪しはありました。ただ、学校を変えたいと思ったことはありませんでした。それよりも、そこの環境でいかに自分が勉強するかが大事だと強く思います。

宿泊先を決める

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学校選びが終わりましたら、次は宿泊先を決めていきます。

スペイン留学の場合、学校側が手配する代表的な宿泊先候補として、ホームステイとピソ(*スペインの一般的なマンション)のシェアハウスが定番です。

それぞれ形態が全然違いますので、ご説明していきます。

ホームステイ

外国人留学生を受け入れている家庭に泊まります。一般的なスペイン人家庭に住むことになり、夫婦のみのご家庭、お子様もいるご家庭など様々です。

基本的に1人1部屋を貸してもらい、部屋にはベットや机、タンスなどが用意されています。食事は1日2食または3食などから選べ、料金も食事の回数により変わります(都市にもより金額は変わりますが、1日2食で1カ月500~700ユーロほどです)

メリットは、スペイン人家庭にお世話になるため、毎日スペイン語でコミュニケーションをする日常になり、語学力向上のチャンスが増えます。ご家庭によっては、旅行や遊びに連れて行ってくれたり、宿題もみてくれたりします。

デメリットは、スペイン家庭によりバラつきがあることです。よく面倒を見てくれるご家族もいれば、部屋と食事だけ提供するだけという人もいます。また家庭によって洗濯の回数や門限があったりもします。

しかしホームステイ先のトラブルは学校側もある程度理解があり、生徒確保のため評判を落としたくありませんので、希望を出せばホームステイ先の変更も可能になります。一人で抱え込まないで、学校側に相談する、口に出すことが大切です。

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ホームシェア

スペインでは日本と異なり、ピソを借り住むことが多いです。ホームステイ先の家も一軒家でなく、ピソの場合がほとんどです。

他の土地から来たスペイン人や外国人留学生は、何部屋もあるピソの1室をホームシェアする場合がほとんどです。ピソの1室の中に、何部屋もありその中の1部屋を借りるということです。そのため、キッチン、リビング、シャワー、洗面所が共有になり、完全なプライベート空間は自身が契約した部屋の中です。

ホームシェアのメリットは、一緒に住む他の留学生やスペイン人と仲を深められる点です。クラス外の外国人とも仲良くなれるので、交友関係も広がり、留学生活の充実度が高まります。

また、ホームステイに比べて、毎月の家賃を抑えることができます。場所やピソのクオリティにもより賃貸料が変わりますが、毎月300~500ユーロほどです(学校手配の場合は、手数料もあるためさらに上乗せになる場合が多いです)

デメリットは、キッチンや洗面所を共有するため自分の好きな時間に使えないという点です。また、ホームシェア仲間との人間関係で悩む場合もあります。ただ、これもホームステイ先の問題と同様に学校に相談して、黙っていないで行動していくことが大切です。

ホームステイもピソ生活もそれぞれメリットとデメリットがあり、到着するまでホームシェアする仲間やホームステイ先の家族がどんな人かも分かりません。

長期滞在する予定でしたら、最初の数カ月間は学校側が手配するホームステイ先やピソに住み、その後自分で見つけたければ、現地で内見して決めることもできます。私もそうでしたが、現地で知り合った日本人留学生も、自分でピソを探して契約していましたので、そこまで難しく考える必要はありません。

ビザの準備

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留学期間、留学都市、勉強する学校、宿泊先が決まったら、いよいよビザの申請に入ります(*多くの書類が必要となりますので、事前に駐日スペイン大使館から査証申請書の入手と必要書類の確認をするとスムーズに次に進むことができます)
スペイン留学のビザは、留学期間によって変わってきます。

90日以内 : 観光ビザのままスペインに入国できます。到着後もビザ申請の必要はなくスペインに90日間滞在できます。

6カ月(180日)以内:短期学生ビザの申請が必要になります。入学先の入学許可書や宿泊証明書といった書類が必要となります。

6カ月(180日)以上 : 長期学生ビザの申請が必要になります。短期学生ビザの書類に加え、健康診断書などより多くの書類が必要となります。長期ビザ申請の場合は、スペイン入国後1カ月以内に現地警察署で学生証を取得する必要があります。

上記ご説明させていただいた通り、6カ月以上の場合は、ビザ申請が必要となり、このビザ申請の準備に手間と時間がかかります。留学先の学校や宿泊先を決めたら、間を開けずにビザ申請の準備をしていくことが重要です。

ビザの査証申請書は、駐日スペイン大使館領事部へ直接取りに行くか、郵送してもうかの方法で入手します。3カ月以上前のビザ申請はできないため、それまでに指定された書類を全て集め、3カ月を切ったらすぐにビザ申請に取り掛かれるようにしましょう。

詳しいビザ申請の方法は、下記駐日スペイン大使館のホームページからご確認ください。
http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/ServiciosConsulares/Paginas/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%AA%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B6.aspx

【最後に】スペイン留学の準備

ここまでスペイン留学の準備として簡単にご紹介させていただきました。分からないことも多く、手間もかかり、不安もあると思います。

しかし、時間に余裕があると落ち着いて準備できます。特に長期留学の場合だとやるべきことも多いため、半年前から計画して進めていただくとより良いです。

私はスペイン留学をして、本当に良かったと思っております。もしスペイン留学に関心があるのなら、とても素晴らしいことですので、ぜひ挑戦してみてください。

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