
【プロフィール】大学在籍中に1年間のオーストラリア留学を経験。今は世界平和に繋げるために英語を勉強中。一人でも多くの人が英語を学んで、世界の人と良いコミュニケーションが取れますように。
「留学して英語を勉強したい」と思った時に、シドニーは上位にランクインする都市です。
人気都市だから日本人が沢山いるのでは?と思う人がいるかも知れませんが、私は大学生時代に留学を決意する際、シドニーが最後の候補の1つに入っていました。
シドニーを最大の都市とするオーストラリアは多文化のため、誰が訪れてもすぐに馴染めることができるのでとても住みやすい国です。そのため、英語を学ぶだけでなく様々な人とのコミュニケーションを取り合って異文化を学ぶこともできるのです。
私は結果的にメルボルンで1年間留学をしましたが、ロングホリデーの間にシドニーで3週間過ごしました。
そこで、私はシドニーに留学する人が必ず役に立つ費用や準備について、そしておすすめの学校などをお伝えしていきたいと思います。これを読めばかならずシドニー留学が有意義で素晴らしい経験となること間違いなしです。
シドニー留学の費用について
まず留学の費用についてですが、極力費用を抑える方法として2つ紹介をしていきたいと思います。
もちろん、細かく分けるとたくさんありますが大きく分けると2つに分けることができます。
・大学が提携している交換留学システムを利用する
・私用留学の場合は、極力授業数を減らし現地の友達をたくさん作る
大学が提携している交換留学システムを利用する
最近では、海外の学校と提携を結び留学しやすい環境を作っている学校が増えてきております。大きい学校や頭の良い学校ほど提携数が多いため選択肢が多くなるでしょう。
私の大学ではアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダを選択することができ、オーストラリア留学はこの交換留学システムを使いました。
交換留学は、日本で通っている学校の授業料を留学先の授業料に充てることができるため海外での授業料は実質免除されますが、教科書や授業の一環で課外学習へ行く際の交通費などの費用等は全部自分で負担しなければなりません。
滞在先のホテルや寮、シェアハウス代も自己負担です。また、ホームステイをしておれば、朝と夜の食事はホストファミリーが全て提供してくれますが、学校での昼食代は基本的に個人負担となります。
お金を毎月払っているのにご飯が提供されない場合は、ヘルプセンターなどに電話すればヘルプセンター経由でホストファミリーに言ってもらえますし、ホストファミリーを変えてもらうことも可能です。
正直な話、良いも悪いもルールを守らないケースがあると思ってください。私は誕生日の月にホストマザーから「今月の家賃代は払わなくても良いよ」と言われたことがありました。
もちろん、留学手続きの際に書いた契約書には、家賃は必ず決まった期日に支払うと言った項目がありました。私は毎月55,000円の家賃を支払うことを契約しており、1年間住んだので55,000円×12回分でしたが、実際1ヶ月分の55,000円は支払いませんでした。
また、お昼のお弁当を毎日ホストファミリーに作ってもらっていた友達もいました。なので、ルールは存在しますが実際はどのようになるかわかりません。お金持ちの家に住むことになれば何かラッキーなことが起きるかもしれませんが、自分にとってマイナスに働くような環境であれば必ず言うことを強くお勧めします。
私用留学の場合は、極力授業数を減らし現地の友達をたくさん作る
個人で留学を申し込む場合、何かと手数料を取られたりして費用が上がってしまうのは避けられないことです。
もし私用で留学をする場合は、受ける授業料を最低限にして現地でたくさんの友達を作ることをお勧めします。
同じ留学コースを申し込むにも、学校経由かそうでないかで費用が大きく変わってきます。学校経由の場合だと、フライトの団体割引や○○大生の特別割引などが必ずあります。
私が留学した大学と特別契約をしていた旅行会社が、日本の○○大生と○○大生は特別割引が適用されると宣伝をしておりました。
では、個人で申し込むことはデメリットしかないのかと言うとそうではないのです。日本の学校経由で留学した場合、必ず受けないといけない授業数や出席しないといけない行事ごとがあります。しかし、個人で留学を申し込んだ場合はそのようなことはございません。
自分が好きな日にちと時間が選べます。寮だって提携先でないといけないなどの制限がなく、色々な人と交流できてコストを抑えることができるシェアハウスを選ぶことも可能です。また、授業数を最低限にしてアルバイトをしたって問題ないのです。(取るビザにもよりますが)
もし、英語が話せる友達ができれば、授業を受けずにその友達をずっと話しているだけで英語が学べますよね?友達と遊びに行くことが勉強になると考えると、こんなに楽しく学べるなんてと思いますよね。それが個人で申し込むメリットですので、個人で留学に行く際は受ける授業料を最低限にして現地でたくさんの友達を作ってください。
留学に行くまでに準備すべこと
1年間の留学経験をしたからこそ皆さんにお伝えすることができる、留学に行くまでに準備すべき3つのことをお伝えします。もちろん言い出すとキリがないですが、最低これだけは必ずして頂きたいと思います。
・留学の目的を考える
・日本がどんな国か説明できるようになる
・英語を勉強しておく
留学の目的を考える
皆さんは何ために留学に行きますか?何かしらの目的は必ずありますよね。1日1回その目標を思い出すか目で見ることをお勧めします。
なんとなく留学に行くと、勉強が目的だったのに結果的に観光ばかりしていたとなってしまうからです。私の体験談で1つ面白いデータがあります。
私は「帰国後TOEIC700点以上、英語で外国人を笑わす、外国人を口説く」の3つを留学の目標と設定しておりました。私は大学が提携していた語学学校に行ったため、私以外に4人(顔も名前も知っておりましたが、誰とも仲良くありませんでした)と同じ学校へ行くことになったのですが、私以外はざっくりした目標(英語の上達)しか持っていなかったので、帰国後のレベル変化に大きな差があったのでした。明確にレベルの差が現れたのはTOEICです。
私は留学前では500点もなかったのですが、帰国後に750点を取ることができました。しかし、同じ期間留学していた他の4人の中で700点以上取れた人は誰もおりませんでした。
しかも、留学前と留学後で30点しか伸びていない人もいたのです。TOEICが全てとは言えませんが、1番結果が目でわかるテストを受けて30点しか点数が上がらなかったのです。
試験は1問5点なので6問正解で30点、つまり1年間勉強をしてたったの6問分しか成長しなかったのです。
理由は言うまでもなく「留学の目標を立ててなかったからでした」目標がなければ、留学しても1日1日をただ過ごすだけですよね?
しかし、目標があれば「今日はこのフレーズを使ってクラスメイトが笑ってくれるか試してみよう」と目標が決まり、そしてそのために勉強をして勉強したことが脳に定着して成長するのです。なので、目標は必ず持ってください。
日本がどんな国か説明できるようなる
突然ですが、日本語でいいので日本の良さや自分の生まれた場所の魅力を伝えることができますか?恐らくとっさに思いつくのは「日本は安全だ」や「料理が美味しい」くらいですよね?ここでも1つ感慨深いエピソードがあります。
私は進級テストのプレゼンで日本の良さについて話した経験があります。私は生まれも育ちも大阪ですが、正直な話、東京や大阪をよく知っている外国人は沢山います。
そのため、プレゼンは非常にウケが良くとても熱心に聞いてくれました。しかし、私のクラスに生まれ育ちが富山県の人がいました。
私はその人がどのようなプレゼンをするのかとかなり気になっておりましたが、その人のプレゼンは素晴らしいものでした。
これは生まれも育ちも大阪だからこそ言えることにかもしれませんが、地方出身の人で「私は田舎生まれ。本当に何もない。行く価値もない」と言う人をみかけます。
もちろん、実際そんなことないですよね。無いと言ってしまうとそれで終わりですし、ましてや外国人にそう言ってしまうと外国人はそれを信じ込んでしまいますよね。
自分の地元や日本についての魅力を話せることは、自分が日本についてよく理解できるだけではなく、相手にその場所を知ってもらうことができて英語のスキルも伸びますよね。
そして知れば知るほど知識として記憶に残すことができます。ぜひとも日本がどんな国を説明できるようにしましょう。
英語を勉強しておく
「どうせ外国に行ったら嫌でも英語の勉強をするから今はいいや」と言うのは非常にもったいないです。実は私はそう考えていたので少し後悔をしております。
もし、もう少し日本で英語を勉強していれば、外国に行った時にもっと楽しむことができただろうなと思っております。極端な話、「留学して英語で自己紹介ができるようになった!」とします。
しかし、「それ日本でもできますよね?」となるのです。英語のレベルが低すぎると、「英語に慣れてきたかも!」と思った地点で帰国しないといけないかもしれません。
留学する目的は英語力向上ですが、日本でできることをせずに留学に行ってそれを学ぶことはお金と時間の無駄ですよね?なので、最低限の英語の勉強は必ずしてください。
シドニーでおすすめの英語学校
これから2校、シドニーにあるおすすめの語学学校を伝えていきます。
これはあくまでも、私が以前調べていたデータや実際にシドニーの学校に留学していた友人の体験談を元にしているので全部が全部合っているとは言えませんのでご了承ください。
- ニューサウスウェールズ大学付属語学学校
- シドニー大学付属語学学校
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校は、私が行くか迷っていいた学校でした。
クラス数が本当に多いため自分のレベルでクラスがはっきり分かれるので、同じクラスにずば抜けて賢い人はおりません。ま
た、先生もレベルに合わせてくれるため、授業は比較的受けやすいです。日本人も少なく国籍や人種は様々です。
また、すぐ隣に位置するニューサウスウェールズ大学の施設を使用することができるので、そこに通う現地の大学生と仲良くなれる機会があります。
筋トレが大好きな友人がジムを使用していると現地の学生に「いい筋肉だな」と声を掛けられたそうで、筋トレメニューを教える代わりに英語を教えてもらっていました。
その他にも、都会へのアクセスも良いので簡単に観光地やビーチに行くことができます。
都市(ロケーション) | シドニー(ランドウィック) |
市内まで | 15分 |
所在地 | 22-32 King Street Randwick NSW 2031 〔郵便住所〕 PO Box 853 Kensington NSW 1465 |
電話/FAX | institute.languages@unsw.edu.au |
学校ホームページ | http://www.languages.unsw.edu.au/ |
認定団体/加盟団体 | NEAS / English Australia / UECA |
創立 | 1966年 |
参照:http://www.study-au.com/school/sydney/unsw/index.html
シドニー大学付属語学学校
「シドニーの大学と言えばシドニー大学」と思う人がいるほど、シドニー大学は有名で世界の大学ランキングでも常に上位にランクインしております。
そのため、賢くないと入ることができなさそうと思うかもしれませんが、実際はそうでもないんです。ある程度の英語のレベルはもちろん必要ですが、決して高すぎるレベルではないんです。
また、交換留学としていく場合は基本的に大学側がその人がレベルに合うかを判断するので真面目に学校へ行って授業を受けていれば基本的に問題はないと思います。
私は1度シドにー大学へ遊びに行きましたが、キャンパスの広さはまるでドラマのワンシーンかのようです。芝生が奇麗に刈り込まれており、あそこで横になるのは最高でした。
立地はニューサウスウェールズ大学付属語学学校よりも都会よりのため、オペラハウスや観光地へのアクセスはかなり良いです。
都市(ロケーション) | シドニー(市内近郊) |
市内まで | 10分 |
所在地 | Wentworth Building, Level 5 Corner of City Road and Butlin Avenue, Darlington (Faculity of Nursing) |
電話/FAX | 02 9036 7900/02 9036 7910 |
Eメール | info@cet.usyd.edu.au |
学校ホームページ | http://sydney.edu.au/cet/ |
認定団体/加盟団体 | NEAS / English Australia / WYSE /GROUP OF EIGHT |
創立 | 1988年 |
参照 http://www.study-au.com/school/sydney/unsw/index.html
シドニー留学のまとめ★
いかがでしたでしょうか?この記事を読めば留学への意識が高まり、モチベーションにも繋がると思います。私は、オーストラリアに留学をして本当に良かったと思っております。
クリスマスにサンタさんの格好をしてビーチで遊んだことは一生の思い出です。
留学しなくても英語は伸びると考える人もいるかと思いますが、リアルな言語に触れることができて沢山の外国人の友達を作ることができるのは留学した人だけの特権です。
また、そこで経験した全てのことも貴重な財産となります。シドニーへ留学した際は英語だけではなく異文化も学び、オペラハウスやボンダイビーチで息抜きをしたりして最高の思い出を使ってください!